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母親学級/コミュニティ啓発活動-栄養編-

  • 執筆者の写真: Toru Sadamori
    Toru Sadamori
  • 2020年2月25日
  • 読了時間: 2分

JICAホームページにプロジェクトニュースが掲載されました。



乳幼児の健康・発達には妊娠時から2歳までの最初の1000日間の栄養分野における介入が重要であると言われています。アンゴラでは5歳未満児の栄養失調や、母乳育児率が低いこと、離乳食の早期開始等が問題とされています。


アンゴラでは、地域によっては、バオバブの実がたくさん取れます。バオバブは、ビタミン、カルシウムや鉄分などを豊富に含んています。鶏を飼っていて、卵がたくさん取れる家庭も多いです。そうした栄養満点の食品も、栄養に関する知識不足や経済的な理由から、全て市場で売ってしまい、家庭で食べられていないケースも少なくありません。母親学級やコミュニティ啓発活動では、栄養の重要性についてのメッセージを繰り返し妊婦さんやその家族に伝えています。


母子健康手帳の利用のための医療従事者研修でも「1000日間の栄養の重要性」についての講義をしています。「最初の1000日間」は、ポルトガル語で「プリメイロス・ミル・ヂアス」と言います。講義を受けた保健スタッフの方々は、合言葉のように「ミル・ヂアス(1000日間)」を復唱して、栄養の大切さを母親学級でも伝えています。また、産前健診の時に、個別での健康教育を実施しています。その際にも妊娠期からの栄養の重要性について、保健スタッフから妊婦さんとその家族に伝えられています。



 
 
 

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