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母子健康手帳の利用のための医療従事者研修(ウアンボ州)

  • 執筆者の写真: Toru Sadamori
    Toru Sadamori
  • 2020年2月25日
  • 読了時間: 3分

JICAホームページにプロジェクトニュースが掲載されました。



2019年10月7日から始まったウアンボ州の5市(ウアンボ州全体11市中)での母子健康手帳の導入に関する活動が11月29日で終了しました。ウアンボ州では、2週間の活動を1パッケージとし、基本的な母子健康手帳の役割や母子保健サービスについて学ぶ5日間の集団研修+施設内研修や母子健康手帳の配布を含むM&S(モニタリング&スーパービジョン)5日間としています。


アンゴラの保健省が保健人材の新規雇用・配置を進めていて、2019年10月に各市に数十名から百名程度の新人保健スタッフが配置されました。今回の医療従事者研修には、新人の保健施設へ赴任前の方々も参加し、活気であふれた研修となりました。慣れない実技(胎児心音の聴診や小児の体重・身長の測定等)にも一生懸命に取り組み、母子健康手帳を隅々まで熱心に読んでいる姿が印象的でした。


そして、M&Sでは、ウアンボ州の5市の母子健康手帳を導入するほぼ全ての施設(約150施設)を回りました。ウアンボ州は山が多く、保健施設に行く道が険しく、訪問が難しい保健施設も多くありました。特に活動を実施していた10~11月はアンゴラの雨期でもあったため、連日雨が降って、橋が崩れてしまっていたり、更に道が険しくなっていたりしました。また、道中では、日本で目にしない果物もたくさんなっていました。首都ルアンダにもない果物があり、同行していたアンゴラ人スタッフも興味津々でした。研修に参加した保健スタッフは、研修に出ることができなかった他のスタッフに対して、施設内研修を実施します。研修で習った妊娠スケールの使用方法や成長曲線の書き方を自信を持って教えていました。施設内研修の実施を確認した後、プロジェクトチーム(保健省・ウアンボ州・各市保健局スタッフ含む)から保健施設に母子健康手帳を配布します。保健スタッフは笑顔で手帳を受け取り、早速お母さんたちへの配布が開始されます。そして、ウアンボ州のウアンボ市では先日のプロジェクトニュース(Toyota de Angola, S.A.から母子健康手帳の寄贈を受けました)でも取り上げたToyota de Angola, S.A.(以下、TDA)から寄贈された手帳の配布が開始され、TDAのロゴの入った母子健康手帳がお母さんたちの手に渡っています。今後、ウアンボ州では州や市の保健局母子保健担当者によるM&Sが続きます。プロジェクトと密に連絡を取り合いながら、手帳が適切に記入できているか、研修で得た知識や技術が有効に活用されているかを確認していく予定です。また、これまでにプロジェクトでは、ルアンダ州・ベンゲラ州・ウアンボ州の3州19市で合計4回の指導者研修を行い97名の指導者を育成、28回の医療従事者研修を行い1,151名の保健スタッフが研修を受けました。今後も研修やM&S活動を進めていきます!




 
 
 

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